殿様のたわごと
僕自身の身の回りにおこったことや 感じたことをつらつらと書き綴っただけのブログ。 たまにエッセイ的なものupする予定。
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生命の重さ
 「地球よりも人命のほうが重い」と言う言葉が嫌いだ。
人の命なんて地球に生かしてもらっているにすぎない。
鶏が先か卵が先かでいえば、完全に地球が先である。
地球より人命のほうが軽いのである。
 かといって、人の命の重さが、みな一緒であるとも思えない。
人はロボットではないから感情を持っている。
普通、見ず知らずの人よりも、身近にいる人のほうが命の重さを感じるであろう。
仮にどちらか一方を見殺しにしなければいけない状況下で、
見ず知らずの人を見殺しにしても非難の対象にはなりにくいだろう。
これはみんなが命の重さを実感しているからだ。
私でもそうするであろうと。
 そこで命の重さってなんだろうと考えてみた。
大切な人が死ぬと悲しくて涙がこらえきれない。
自分にとって大切な誰かを失ったときに流れる涙の量なのかもしれない。
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それでも話し合い?
 先日、父と末の妹が、妹の就職先について話し合いをしていた。
今、妹は京都の大学に通っていて、京都で就職したいということで、
父はそれに反対をしている、ということだった。
さんざん話し合っていたけども、俺には最初から結果は分かっていた。
父は絶対に折れない。そして妹も。
双方に言い分があって、俺の感想では、理は妹にあった。
ただ、父の心情も理解できた。
だから、どっちが正しいというわけではない。
理は妹にあると俺が思っていても、父からすれば、父にもあるものなのだろう。
 つまり何が言いたいかというと、話し合いでは決着がつかないことは多々あるということ。
日本人は話し合いという言葉が大好きで、
ある種、信仰に近いものを持っていると感じることがある。
そして、そういった人に限って、何でも話せば分かると信じているようだ。
勿論、突然殴りかかれと言いたいわけではない。
話し合いで争いが解決するなら、それはとても素晴らしいことだ。
ただ、話し合うということは、どちらかが、もしくは双方が譲歩するということだ。
話し合い至上主義者にはそれが理解できているだろうか?
 双方に、双方なりの理があって、正義がある。
特に宗教や思想が絡んだ時ほど顕著であるが、こういった場合どちらも譲らない。
そして行き着く先は戦争になってしまう。
 
 悲しいことだ。

 作家の明石散人氏の言葉に真の強者は、
譲っても譲っても勝利を手にしているものだ、という言葉がある。
譲っても勝者なら戦争はしなくていい。
そんな強くて賢い人間になりたいものだ。

おかん
 子供が親を殺す。
これニュースでもよく耳にする。
実際に行動に移すのは論外だけど、
親を殺したいという感情は殆どの人が思春期に抱いたことがあるのではないだろうか?
 俺もそう想ったことはあるし、どうやって殺してやろうと考えたことすらある。
何が俺を止めたのか、ただ勇気が無かったのか。
いや殺人という行為は勇気なんかではない。
やっぱり何かが俺を止めた。当時は何かが分からなかった。
今思えばそれは愛情なんだと思う。
親に対する愛情もそうだけど、それ以上に俺に対する愛情が伝わってたから。
 五月蝿いことを言うのも我が子かわいさなのね、っと思えるようになった。
それからは、それまで会えば喧嘩していた、おかんとも仲良くなれた。
二人で一緒に買い物に行ったり、食事にいったりもする。
 昔は全然そんなこと思わなかったけど、多かれ少なかれ男って奴はマザコンなのか?
おかんの気遣いを見ていると、俺の周りの女の子達が少し物足りなく感じることがある。
昔は絶対そんなこと無かったのに。不思議なものだ。

 愛憎という奴は表裏一体であるがゆえに、親子や恋人に対する殺人が多いのだろうか。


 ここのところ毎日、月を眺めている。夜が明ける直前に帰宅しているから目に入ってくるのだ。
 だから眺めている、というのは少し違うのかもしれない。
それでも眺めているとしかいいようが無いくらい月に心をとらわれている。
 そのなかでもその日の月はいつもとは格段に違う美しさを粛々と僕にうったえかけていた。
 暗くても空の色が青いことに気をつかせてくれたからだろう。
月の欠けている部分がまっくろで周りの空のほうがほの明るい。
その部分が、ふかいふかい青色なのだ。
 生駒山の山頂はうすく青白い光を弱々しく放っている。
 アスファルトの上にいるはずの僕は一瞬、ただの一瞬だけどこにいるのかわからなかった。
 なんともいい気分だ。
 そんな気分にさせてくれる月に何かできることはないだろうか。
 あれこれと考えては見るものの、いっこうに良い案が浮かばないので、
とりあえずのところは感謝しておこうと思う。
ただただありがとうと。


これは以前、俺が大阪にいたときに書いたものです。
夜仕事をしていたので夜明け前の月を毎日眺めることができたんですよ。




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